体外受精と顕微授精・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主として、卵管が閉鎖している為に不妊となっている人のための治療方法で、
原因不明不妊や免疫性不妊、そして男性不妊の一部にも用いられます。
方法としては、
1.注射で複数の卵を育てる。
2.これを超音波でモニターしながら針で体外へ採卵する。
3.採卵した卵を精子とシャーレの中で混ぜ、
精子と卵を、より受精しやすい環境におく。
4.受精させた後さらに培養する。
5.そして、分割卵(胚)となってから子宮内へ戻す。
となります。
「自力では受精能力のない精子の場合の不妊治療方法」そして、
「卵に原因があって通常の体外受精でも受精できない場合の
不妊治療方法」です。
通常の体外受精との違いは、「特別な顕微鏡を用いて、
採卵した卵の細胞質内に特殊な針で精子を注入し、
受精させる。」ことで、「究極の男性不妊治療法」とも言われています。
その点以外は通常の体外受精と同じです。